この不妊治療業界の闇シリーズ(全4回)では、

不妊治療のみならず、医療の闇、社会の闇に切り込み、

 

・なぜ、今、日本でこんなにも不妊の人が増えているのか?

・どうやったら、この問題を根本的に解決できるのか?

 

この問いにはっきりと答えていきます。

 

ここまでのシリーズで、

資本主義のシステムの中に、

医療が存在していて、

不妊治療業界も例外ではないこと、

 

そして、

妊娠しにくい人が増えることで、

業界の利益が増えるという歪な構図になっている

ということをお伝えしました。

 

でも、

不妊治療があったから子供を持てた人がいるのも事実です。

 

今回は、

どのようなケースが不妊治療の適応ケースなのか?

をお伝えしていきます。

 

正、私は医師ではありませんので、

あくまで私的な見解として聞いてください。

 

私の意見が100%正しいわけではないので、

その点もご理解くださいね。

 

では、早速本題に入ると…

 

まず私が真っ先にお伝えしたいのは、

不妊という定義の曖昧さです。

 

「私は妊娠しにくい=不妊なんだ」

と思っていたとしても…

 

そもそも、

それ自体が過剰な思い込み

というケースが非常に多いです。

 

それを説明するにあたり、

まず不妊の定義を見てみましょう。

 

不妊(症) infertility, (sterility)
生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という。

 

日本産婦人科学会によると

このように定義されています。

 

この一定期間というのが鍵で、

以前は2年、もしくは3年という認識でした。

 

それが、

2015年に1年に変更されたのです。

 

以前なら、2年ほど自然妊娠しなくても、

不妊と言えるかどうか微妙なとこだったのが、

 

もはや、

一年で不妊と言えるようになったのです。

 

そうなるとどうなるでしょう?

 

今までだったら、治療を受けなかった人も、

続々と病院にやってくるようになります。

 

どころか、

最近は半年も経たずに病院を訪れる人がいます。

 

 

こうやって基準を変更して、

病気の人を増やすという手法は、

医療業界ではよく行われていて、

その代表が、血圧の基準ですね。

 

※興味ある方は、血圧の基準がどのように変化したかの歴史をご自身で調べてみてください。

 

さらに、

もう一つ重大な点が曖昧にされています。

 

それが、不妊の定義にある

「通常の性行」

です。

 

通常の性行というのは、

どのくらいの頻度のことを言うのか、

あなたは考えたことありますか?

 

まず前提として、

日本人は世界でも類を見ない

セックスの少ない国です。

 

具体的には、

日本人の性行為の回数は、

年間48回です。

 

では、

世界の平均はというと…

 

108回です。

 

調査によると26か国で、

最も少ないのが日本なのです。

 

世界の平均の半分の回数もしない国で、

わずか一年以内に妊娠していないからといって、

 

それを不妊(症)と定義するのは、

いかがなものでしょうか?

 

そこから考えると、

不妊(症)の定義は…

 

年に100回くらいセックスして、

それを3年続けても妊娠しなかったカップル

 

と言っていいのではないでしょうか。

 

では、実際に日本人で、

この基準を満たしたカップルがどれだけいるでしょうか?

 

私自身もそうですが、

知人友人でも見たことありませんね。

 

 

ここで言いたいのは、

不妊だと思っている人の、

大多数は不妊の定義に当てはまっていないということです。

 

少なくとも、2015年以前の定義には。

 

だから、

不妊治療云々を考える前に、

まずは基準を満たしましょう。

 

と言うのが私見です。

 

ただ、後述しますが、

明確に理由があるケースの場合は、

すぐに治療をすべきだと思いますので、

そこは勘違いしないでくださいね。

 

ということで、

まず多くの人は実は、

不妊(症)の基準を満たしていない

という前提を踏まえていただいて、

 

その上で、

どんなケースが不妊治療が最適ケースなのか?

 

を解説していきましょう。

 

そのためには、

不妊治療を考えるにあたって、

最も重要なのは何かということを明確にする必要があります。

 

それは何かというと…

 

ズバリ

西洋医学は対症療法であること

です。

 

これは意外と多くの方が見落としてしまっています。

 

というか知らないのですね。

 

このシリーズの第一回でもお伝えしましたが、

西洋医学というのは、

 

症状を抑えることは得意だけれども、

根本的な治療は苦手

 

そんな医学であるとお伝えしました。

 

それに則って考えると、

 

例えば…

 

・両側の卵管がない、または完全に閉塞している。

・ほぼ無精子状態である。

 

など、医学的に自然妊娠が不可能と

明かな場合には有効だと考えられます。

 

卵管がない人は

物理的(解剖学的)に妊娠はできませんね。

 

このケースだと、

卵巣から卵子を取り出し、

人工的に受精させて子宮に戻す

といいうプロセスは最適でしょう。

 

このように、明かに原因がはっきりしてて、

それがかつ物理的(解剖学的)なものである場合、

 

その場合は、対症療法である

西洋医学が抜群に力を発揮します。

 

本来、西洋医学というのは、

原因がはっきりしている時に使うものなのですね。

 

でも、実際は

こういうケースって、

全体の何分の一でしょうか?

 

実は、ほとんどの人が、

本来は適応ケースでないのに

 

・なんとなく

・医者に言われたから

・そういうものだと思っていたから

・みんなやっているから

 

のような曖昧な理由で

安易に不妊治療に踏み込んでないでしょうか?

 

私は、本来、

医療介入というのは、もっと慎重に行うべき

だと強く思います。

 

なぜなら、一つに、

医療介入をした場合に、

体がダメージを受けたり、

バランスを崩したりするケースがあるからです。

 

安易にホルモン剤などの薬に手を出して、

今まで正常だった月経周期が急に乱れたりするケースも

非常に多く観察できます。

 

また、

若い頃に気軽にピルを飲み始め、

長期服用した結果、

妊娠機能が著しく損なわれた人も見受けられます。

 

当然ですが、

提供側はメリットしか言いません。

 

都合の悪い事実は、隠しますので、

安全だと思っていても、

本当はとても怖い薬というのはたくさんあるでしょう。

 

点数のために、

必要ない薬を出したり、

必要ない治療を勧めるのは

不妊治療業界だけに限らず、

当たり前に行われています。

 

その結果、

逆に体を悪くする、

また最悪のケースでは命までも…

ということもあります。

 

実際に、

アメリカ人の死因の第3位は

なんと医療事故です。

(年間25万が死んでいる)

 

もちろん、

不妊治療で死亡することは考えにくいですが、

母体(ご自身の体)と胎児への影響…

 

さらにいうと、

孫やひ孫の世代への影響も考えると、

もっと慎重になることが必要だと思います。

 

私は、このままでは、

子供たちや孫の世代には、

医療介入なしに妊娠できない人ばかりになる

と危惧しています。

 

とここまで、

不妊治療について見てきましたが、

やはり重要なのは対症療法であるという点ですね。

 

そして、

症状を抑えるのが対症療法であれば…

 

症状などを引き起こす原因を正す根本療法

があります。

 

不妊治療をしないのであれば、

このまま何もせず自然に任せておけばいいのかというと

そうでもありません。

 

そうではなく、根本に目を向けて、

根本的な原因を解消していくことに、

取り組んでいく必要があるのです。

 

もちろん、

不妊治療に取り組む場合も、

根本にしっかりと対処しつつ、

不妊治療を受けることで成功率を高めていけるでしょう。

 

では、そのためには、

何をしていけばいいのか?

ということを次回(最終回)で解説していきますね。

 

 

ということで、

今日の内容をまとめますと…

 

私見として、

 

不妊治療は必要か

そうでないかを慎重に見極める必要がある。

 

まず、

不妊の定義を

満たしているかどうかを確認する。

 

不妊の定義は、2015年に改訂される前までは、

2、3年の間、定期的な性行為(世界平均は100回ほど)を行っても妊娠しなかった場合

だった。

 

特に、明確に医学的な理由や、そのほかの事情がないのであれば、

まずは、この基準を満たすべき。(最低でも今の基準の一年は満たす。)

 

その上で、

西洋医学は対症療法だということを理解して、

医学的に原因がはっきりしていて

かつ、対症できる場合に実施するのが好ましい

 

そして、対症療法ではなく、

根本に目を向けて、そちらを解決することに取り組むことが大切

ということをお伝えしました。

 

▽第4回(最終回)を読む

【最終回】不妊治療業界の闇 〜根本的な不妊の解消へ〜

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